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  • 執筆者の写真kotobukishinkyuin

覚悟の量



先日患者さんを治療している時に「治りやすい患者さんとそうでない患者さんの違いはなんだろう?」と考えておりました。


治るためには必要なことが沢山あります。

・患者と術者の信頼

・身体の変化を感じれる感性

・的確にコリを減らす事

・患者さんの変わりたいという強い意志

・ルート治療の理論をどれだけ理解しているか etc...


など様々です😌


他にも患者さんが溜め込んでいるコリの量の差や治療に来る回数、頻度によっても治るまでの時間が変わります。


ですがもう一つ大事なことを思いつきました。

それは「患者と術者、双方の覚悟」です。

これは患者さんだけ、術者だけ。どちらかの覚悟があれば良いものではありません。


ルート治療は他の鍼治療と違い痛みや好転反応がある前提での治療です。ルート治療で使う鍼は一般的な鍼灸院よりで使うものよりも太く本数も多く使用しています。それは重症な方ほど少量の刺激では対処が困難だからです。

また一般的な鍼灸院では避ける内出血・好転反応なども当たり前のように出現します。

内出血や好転反応、施術中の痛みや響き。これらを受け入れる覚悟がなければ重症な患者さんは変わることが出来ません。上記で上げたものは身体が治るのに全て必要な反応だからです。無策で鍼を太くし本数を増やして患者さんに痛みを与えているわけではありません。


比較的軽症な方であれば細い針、低刺激、少ない回数でも改善するでしょう。

ですが当院に通院しようと思う方や現在通院してくださっている方のほとんどが重症な方ばかりです。おそらくこのブログをたまたま読んでいる方も重症な方だと思います。


それだけ身体を治すことは難しく、簡単なことではないのです。


僕も毎回の治療に全神経を集中させて挑んでいます。

コリを見逃していないか、最短で治るための治療になっているか、患者さんに対する言葉掛けは的確か、聞き漏らししていることはないか。など様々です。

時には厳しいことを言う時もあります。それは治るために必要だからです。患者さんに対する甘さは時に身体の回復を遅らせます。患者さんに優しくともその行為は身体に取ってみれば良くないからです。僕自身そういった点でも覚悟をしています患者さんから嫌われても身体が良くなればいいと思っています。


この覚悟が双方にあるかないかでも身体が回復するスピードは変わると僕は信じています。

だからどうか覚悟を持って当院にお越し下さい😌

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