痛みの分かる人になれ
- kotobukishinkyuin

- 2 日前
- 読了時間: 4分

ここ最近のブログで僕の体調面について触れるブログを書いているのですが
一度体調を崩すと色々な事が見えてきます。
例えば、アトピーを持病として抱える人は分かるかもしれませんが
痒みがあまりにも酷いと言葉は悪いですが「殺して欲しいほどの痒み」に襲われる事が
あるんですよね。
身体はもちろん辛いですが辛い時は心までやられてしまいます。
あとは最近経験した事で言うと
「頭は動いているのに身体が一切動けない」
分かってるんです。動かなきゃ。動かなきゃ。頭ではね。
でも動けない。
しかもそいつは急に音もなくやってくる。
家族に迷惑をかけてしまう。人に迷惑をかけてしまう。
そう思うとより一層動けなくなる。
悪循環ですよね。
病院に行けばもしかしたら軽微な鬱といわれる可能性もあるかもしれません。
行ってないのでわかりませんが
ここまで淡々と書きましたが結構地獄のような日々です
でも辛いけど良くなっている。という確信はあって
辛いけど鍼を自分に打って。
好転反応や二次痛が出て、一時的にですが嘘みたいに辛くなって。でも耐える。
この時自分の事を振り返るんです。
辛いでもここは楽になってる。流れは変わってきている。信じよう。
大丈夫。大丈夫。自分の心に目一杯話しかけて。
こうやって僕は1㎜ずつでも諦めずに進んでいます
この状況になって気が付いた事は
人に寄り掛かれる事の大切さ。尊さ。感謝。
毎日生きれているというありがたさ。感謝の深さの変化
弱い時に出る本来の自分。
以前よりも人に対して優しくなったという事。
まず初めに言いたいのは
今回妻や子供、友人がいなければ本当に立ち直る事は出来なかったです
タイミングよく電話をくれた友達がいて、心が軽くなりました。
動けない時に支えてくれた妻、沢山かまってあげれなかったけどニコニコしながら近づいてきてくれる長男と次男。
本来なら僕がする家事を妻は文句を言わずに淡々とやってくれました
何も言ってこないけど、自分も辛いはずだけど動いてくれたおかげで救われました
ありがとう。
人に寄り掛かる事があまり得意ではない僕ですが、寄り掛からせてくれる人がいる事が
どれほどありがたい事だったのかここで気が付く事が出来ました
もし辛い想いをしている人がいるなら誰でもいいけど全身を預けるつもりで甘えて良い
迷惑掛けてしまってもいい。人に寄り掛かるのは悪い事じゃない。
ありがとうを伝えて、回復したら後でちゃんと感謝を行動で伝えよう。
本当に些細な事で感謝できるようになりました
朝起きて今日も生きている。
ご飯が食べれる。
歩ける。動ける。
全部に感謝してます
何もかもあること出来る事が普通じゃない
失ってから気が付く事もあるでしょう
その人にとってはそこがスタートです
弱った時、自分が人に対して無理をしている。
取り繕った自分でいる事に気が付いた
笑いたくもないのに何となく笑ってやり過ごす。
何もない時には気が付かなかった。
言わない方が円滑に進むと思って黙ってた。
うん、そうだね。
言えば言うほどちょっとずつ自分を殺してしまっていたのだと気が付く。
いらないものはいらないし、違うと思う事は違うと言う
相手は関係ない。相手がどう受け取るかはコントロールできないし
自分に素直でいる事の方が大切だし健康的
ここが本題かな
人の痛みが分かるってことはそれだけ今まで自分も傷ついてきたってこと
だから僕も人に対して優しくありたい
自分は今まで身体も心も強い人だと思ってた
でも違っためちゃくちゃ弱い人だった
自分が弱いってわかって接すると相手の反応も変わりだした
一鍼灸師として患者さんに弱みを見せる事はダメだと思ってたけど、どうやら違った
不思議だったことは自分がお腹を見せると相手もお腹を見せてくれるという事
そのおかげか相手の事がより深く見れるようになりました
弱さ・恐怖・不安。自分の弱点を開示できるとそれはその人の強みになる
あとは自分の弱い部分を認める事
落ちる幅が大きかった分
得られるものも沢山ありました
生きている以上不安や苦しみは尽きないし、0にはならない。
でもそれをかき消すほどの幸せは自分次第で無限に積み上げる事が出来る。
前に進んだっていいし、立ち止まってもいい。
走りたければ走ればいいし、一息いれるのもまた人生
病気も怪我も不運も自分を不幸のどん底に叩き落すものじゃない
そこから気が付いて感謝しながら乗り越えていけばいい
風向きが変わる時はいつか来る。
まだまだこれからな30歳。鍼灸師ですが、今後も人の力になれる様に
精一杯生きようと思います。
何か困っていることがあれば力になりますので、連絡してみて下さい👍




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