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  • 執筆者の写真kotobukishinkyuin

臭い物に蓋してませんか?



※少し長いですが大事な事なのでよくお読みになって頂ければと思います。


タイトルの通り皆さんは私生活などで「臭い物に蓋」していませんか?

その中でも今回は身体に関してのお話です。


「これは昔からの慢性的な症状だから治りません」

「薬を飲んでるから大丈夫」

「お医者さんにこの病気は治りませんと言われたんで」


など、治らないと思っている理由を挙げて身体からの声を無視し治療する事を諦めてませんか?

本当にやり切ったと言えるほどいろんな方法を試しましたか?

薬を飲む事で騙し騙しやってきて治ったと勘違いしてませんか?


極度に慢性化してしまった疾患や難病に分類される疾患、もしくは靱帯が切れたり骨が変形

してしまっているものに対して一般的な治療、手術、薬では効果が期待できません。

僕が言っているのは重症度の高い方の話で、軽度の怪我や急性期の方は含みません。症状が軽ければ少しの刺激でも十分効果があります。


ただし薬と手術は別です。

薬はどれだけ飲んだところで治る事は無いです。

「でも、薬飲んだら治りましたよ?」って方がいますがそれは治ったのではなく一時的に症状が引っ込んだだけで根本的には何も変わっていません。花粉症の薬や不眠症の薬、痛み止めの薬、精神安定剤がいい例です。薬は飲めば飲むほど体をを破壊していきます。

お医者さんに言われたから効いてるか分からないけどとりあえず飲んでる人は冷静に良く考えたほうが良いです。お医者さんの言う事全てが正しいと思わないで下さい。


手術も同じです。一概にすべての手術を否定はしませんが不必要な手術も存在します。

手術した後は落ち着いているかもしれませんが術後数年~十数年経つと手術した患部の筋肉や皮膚が固まり癒着し手術箇所が原因で他の所が痛みだしたりします。

そういう事が起こる可能性があるので患者さんから手術するかしないかの相談をされた時は基本勧めません。最終的に手術するかしないかは患者さんに任せますが。


慢性化した症状がなぜ色々試したのに治らないか。それは症状の重さに対して刺激量と治療回数が圧倒的に足りていないからです。一回当たりの刺激量が足りていないので何回通っても一向に治らず途中で「今回もダメだったな」となってしまうのです。


症状が重たければ重たい程、治療回数と刺激量が必要になってくるので普通の事をしていたのではダメです。諦めさえしなければ100%の完治はせずとも改善は絶対にします。


これは治らないんだ、しょうがない。とか、とりあえず薬飲めば症状収まってるし大丈夫。と臭い物に蓋をするのではなく、自分に合った治療方法やどうすれば少しでも改善するか、楽になるのかを考えましょう。


少なくとも当院はそういった方々の為にあるべきだと鍼灸院だと思い、日々の診療に励んでおります。

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