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  • 執筆者の写真kotobukishinkyuin

自身の治療レポート


ご自身がルート治療を受けた際の感覚の参考にされると良いと思います。

参考程度にご覧下さい^^



先日、自身のメンテナンスとして鍼処SHIRAKAWA東京別院の藤沼先生の治療院へ伺わせて頂きました^^


患者さんの邪気を抜き取り、循環させ症状を改善させるのが僕の役割なので

自身のメンテナンスは必須です。

これを怠ると、施術で自身を壊してしまいかねませんし患者さんの改善率も

下がってしまいます。

なので僕も月に1~2回を目途に治療を受けています。


今回は

・背中~頭頂部に掛けての詰まり

・顔~胸周りの痒み

この2点をメインに治療して頂きました。


施術が進んでいくと、どこの通り(気の通り道)が悪いか分かってきます。

気は身体の上下(頭~脚)と体表から気が出ていくのですが、通りの悪いところは施術が

進むと、ある一定の場所がむず痒いような気になるような感覚になります。

今回は太ももがずっとぞわぞわしていました。


そして驚いたのはここから、うつ伏せの施術が終わり仰向けで胸周りの施術が始まり

目をつむっていると意識が深いところに落ちていく感覚?と黒い人影がじっとこちらを

見ています。

これは誰だろう。何を伝えようとしているのか。ちょっと怖いけど嫌な感じじゃない。

いつも神社で背後に感じていた人かな?こんな感覚でした😐

でも1つ分かるのはこれが「自分と対話する」という事。


おまえはそんなものなのか?もっとできるだろ?

みんなが支えてくれるから頑張りなさい。

よく頑張ってる。そのまま進め。

頭の中にはこんな感じの言葉が浮かんできます。


ここ最近の治療は目をつむると眼だけがじっとこちらを見ていたり、龍のようなものが

キラキラと動くような事がありましたが人影は初めてでした。

ひたすらに自分と対話し続けた結果が今回の対話なんだと。

一種の瞑想に近いものを感じました。


あとは「破壊と再生」ですかね。

最近ルート治療を受けた先生方のお話の中に「治療中に何度か自分は死に、また新しく自分を作られたような感覚」みたいな感想を拝見し、自分も今回の治療の中でぐちゃぐちゃに

1度壊されて、また新しく作り直されたような感覚を感じました。


治療後ベットから起き上がると身体はスッキリ。意識はぼんやり。

お礼を一言言って治療院を後に。。。



「おっと??」

外に出てから治療前とはまるで違う感覚に気が付きました。

自分と他人との境界線(パーソナルエリアと表現しておきます)が全くなく、歩いている人

全てと繋がっている不思議な感覚に言葉を失いました。

※普段が自分を中心に直径1メートル位のエリアが、数百メートルに伸びた様な感じ?

これを一言で表現するなら「愛」でしょうか。

すべての人間は深いところで皆繋がっていて、みな等しくみな平等である。

そこには悪も善も、右も左も無くみな同じなんだと。

なんて優しく、心地よい気持ちなんだろう。泣きませんでしたが目頭は熱くなりました😢


多分どんな治療もそうですが、その治療の最大の効果を得るにはやはり治療を受ける本人の心構えが重要なんだと思います。

なんとなく治療を受けていたら今回のような事には気が付けなかったです。

気が付く努力を怠らない。治療を受ける前との比較をするにしても、症状だけに着目するのではなく全身のありとあらゆる事に目を向ける。

そして治療を受ける目的、自分をどんな風に変えていきたいのか?これを明確にする事。

あとは治療中にひたすら自己と対話する。これだけです。


僕も自分の事には無頓着でした。きっと数年前は感覚も死んでました。

でも感覚の鈍い僕でも自分との対話をし続けやっと色々な感覚が分かる様になりました。


「自分の感覚を磨く事」は感覚や感性を必要とする職業の方、感覚を重要視する生き方を

したい方には必須。色んな場面でこの感覚は役に立ちますからね。

当院に通院される患者さんにも、これからルート治療を受けてみようと思っている患者さんにも少しずつでいいからこの感覚が伝わるといいなと思います。


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