
未病治(みびょうち)という言葉が東洋医学には存在します。
意味は病気になる前の不調を治し病気になる事を未然に防ぐという意味で、東洋医学の考え方の一つです。
僕のブログでは何度も言っていますが、鍼灸院や接骨院は何かあってから行く所ではなく何か起こる前に行くところだとお伝えしていますが「未病治」とはまさにこの事。
元々、東洋医学というのは病気にならない為の予防医学なので西洋医学的な考えとは全く違う考え方になります。
壊れるたびに直すのではなく、壊れない様に予防し壊れても最小限のダメージで収める。
この原則が理解できていないと何回も何回も怪我をし結果、この原則を理解した頃には身体がボロボロになっているという訳です。
重症化した人が何度も治療を受けてもなかなか変わらないのは、単に施術者の良し悪しだけではなく患者側にもある程度責任があると僕は思います。言ってしまえば自分を管理しきれていないという事です。患者自身が自分の悪さに気付くのは難しいですから、施術者は患者に「自分は重症なんだ」と気付いてもらう様に何度も説明しなければなりません。
ただし、何度言っても伝わらない人はそれまでです。そういう人はどれだけ良い治療を受けたところで改善する事はほぼ皆無です。
この記事を読まれた方は、一度自分に無理をしていないかよく考えてみる事をオススメします(^^)
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