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  • 執筆者の写真kotobukishinkyuin

命とは



最近、稲葉俊郎さんという医師の方が書いている「ころころするからだ」という本を読んでいるのですが、内容が面白く「うん、そうそう」と共感する所があり医療者としてとても勉強になる1冊だなぁと思いながら読み進めています(^^)


稲葉さんの本を買うのは今回2冊目なんですが、知っていて手に取ったのではなくたまたま手に取ったらまた稲葉さんの本でした。なにか惹かれるものがあるのかな😁?


読んでいて「なるほど」と思ったのが


いのちとは、間に働き、間を満たし、間を関係づける働きである。

いのちは繫がりや関係性を作りながら生きる状態を作り続けている


「人間を大きく見れば1つの命ですが、細かく見ると細胞1つ1つに命がありその沢山の命がバラバラにならず繋がりを保っているから我々人間は生きる事が出来ています。自分と他者の関係性、自分自身の関係が安定していれば身体は安定します。それが不安定になるとバランスが崩れ時に病に変わる」


またこんな事も言っておられました


人は生きているだけで、すでに調和する力が働いている

「医療は大きくバランスを崩し、自分ひとりで元に戻すことが困難な場合にできる限りサポートする役割を持っている」


僕の仕事は鍼を使って相手の身体を整えることです。触れれば分かりますが原因が目で見えている訳ではありません。よく患者さんには「コリ」として伝えさせて頂いていますが正しくは「エネルギーのようなもの」です。僕自身実態のない何かだとずっと思っていましたが本を読んでいて納得しました。僕が「コリ」として表現していたもの。これは紛れもない「命」だったのです。鍼をして「血液や邪気」として排出される時もあれば再び身体に循環・吸収されていく時もあります。


僕の仕事はこの間に働きかけ、間を満たし、間を関係づける事が大事という事に気が付きました。「変えてやろう、変えてあげなきゃ」なんて考えてはダメ🙅


だって人はもともと調和する力を持っているから😊


また1つ勉強になりました(^^)



https://www.kotobukinohari.com/%E7%B5%8C%E9%81%8E%E7%97%87%E4%BE%8B%E9%9B%86  当院で施術をした疾患の症例集です!

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