今日は大阪時代お世話になった先生とのお話です^^
僕が大阪で修行をしていた時に尊敬していた先生は70代?80代?と鍼灸師の中でも高齢の先生でした。この先生から鍼を教わるために就職したわけではありませんでしたが、就職先で教えて頂いた技術を編み出したのがお世話になった先生なので、実質先生に師事したようなものですね^^
とても優しく、そして厳しい方でした。
先生はどんな患者さんが相手でも、どんなに治るのが困難な病気でも自信を持って「必ず治りますよ」と患者さんに言っておられました。
この言葉、受け取る人によっては「そんな訳ない」「なんでそんな無責任なことを言うんだ!」という方もおられましたし、「先生が言うなら信じます」「治るまでがんばります」という方もいらっしゃいました。
当時の僕は「指定難病なんて治るものでは無いよなぁ」「なんであんなにハッキリと言えるのだろう?」と思っていました。
今もまだ未熟な僕ですが、当時はまだ鍼を打つ練習すらしていない頃。今なら先生の気持ちが分かるような気がします😌
現在僕の鍼灸院には指定難病の患者さんは居ませんが、超慢性化した疾患に罹患された方やどこへ行っても何をしても治らなかったいわゆる重症患者さんが多く来院されております。
その方たちに僕は今「どんな状態からでも治りますよ」と伝えています。
確かに現代医学では理解できない、原因の証明しようがない疾患は数多くあります。ですがそれらはあくまで医者の意見。治る可能性は0ではないと僕は思っています。
だって治療方法が分からないからそう言っているだけで実は治るかもしれませんからね^^
僕は人体の可能性を信じてます😊
きっと僕の尊敬していた先生も同じ気持ちだったのではないかと思っています。
どんな患者さんからも安心して身体を任せて頂ける先生になれる様、日々精進致します♪
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