※青い枠の部分がコリが広がっている範囲、赤枠は患者さんが凝っていると感じている部位
肩こりで来院された患者さんに「どのへんが一番コリますか?」と聞くと肩のトップを触る人もいれば、肩甲骨の間を触る人も居ます。
ですがその人が感じている肩こりというのは実際ごく一部の限局された部位で、実際の所はもっと広範囲に渡ってコリが大陸のように広がっています。
肩から背中までコリが伸びる人もいれば、鎖骨周辺にまで及ぶ事もしばしばあります。。。
肩こりが究極にまで発達すると感覚は鈍り「そもそも私は肩こりを感じたことがない」とまで言うようになってしまう人も居ます😅
こういう方の多くは他の方が肩を触った時に「肩凝ってますね〜」と言われますが当の本人は肩こりなんて感じたことがないのでこの危機感がわかりません。
実際僕が施術させて頂いた方の中にも「肩こりは感じたことがないけど人からは肩がガチガチですね!ってよく言われるんです」と教えて頂くことがよくあります。
こういった究極の肩こりさんも施術を重ねることで肩こりを身体が認識出来るようになり、今まで気づくことが出来なかった危機感を持つことが出来るようになるのです♪
ですがここで「自分は肩が凝っているという事実」に目を向けられず、受け入れる事が出来ずに施術を辞めてしまうと肩こりから発展しもっと強烈な違う形で身体がサインを出そうとするので要注意が必要です。
施術を受けるにあたっての大事なポイントは
「自分の体を理解する事と症状を受け止めてあげる事」
この2点を理解するだけで施術の必要性や今何をすべきか大事にしなければならない事がなにか?というのが見えてきます(^^)
肩こりから発展してここまでお話いたしましたがご理解いただけたでしょうか?
今回分かって頂きたかったのは
・肩こり(肩こりに限らず)は自分が思っているよりも広範囲に広がっているという事
・コリを溜め過ぎると体の感覚は麻痺してしまうという事
・症状を理解して受け入れてあげる事の重要性
この3点です😊
ただの肩こり、されど肩こりです♪
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