僕は治療中、考えながら治療をすることがあります。
え?それって普通の事じゃないの?って思うかもしれませんが一番いいのは何も考えずとも手が勝手に必要な所へ動く事じゃないかと個人的には思います^^
だって勝手にいい所へ手が動くってことはそれだけ今まで途方も無い経験積んだ結果、施術が繊麗されているからだと思うんです😌
僕の場合は、今はこの位の深さが良いかな?とかここはこれくらいの間隔で鍼を打ってこっちはもう少し多めに針を打つ必要があるかな?とかまちまちです。
施術は感覚が全てだと思っています。
なぜならいくら「この症状はここの筋肉が原因です」って言っても実際本当にそこが原因かなんて解剖してみないと分からないですし、ツボにしてみても同じことが言えます。
例えば手にあるツボの「合谷」。
親指と人差指の間にあるって言われますが実際存在しません。解剖しても「合谷」なんて場所は無いですから。
これは同じくルート治療でもそうです。
ルート治療はコリを原因として治療しますがコリも解剖したところで出てくるはずがないんです。でもたしかにそこにはコリっぽい何かがあり、不思議な事に原因と思う所を治療すれば良くなるんです。
治療というのは本当に不思議です。西洋医学のようにレントゲンで見て「ここが原因なので手術をしましょう。」と言われ手術しても治らなかったのに鍼で施術をしたら手術しても治らなかった所が難なく治ったみたいなことはよくあります。原因だというものを見ながら手術しているのに治せない西洋医学と原因が不確かなのに治る東洋医学。症状の原因が実体でないことがよく分かりますね。
※もちろん西洋医学が必要な場合も有ることは重々承知の上です^^
僕らはこの実態がありそうでないものを治療しているので、一般の方より感覚を鍛える必要があります。今後もこの感覚を鍛えて何も考えずに良い所へ手が伸びてくれる様に感覚を養っていきます。
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