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執筆者の写真kotobukishinkyuin

意識のアンテナを立てる



今日はタイトル通り「アンテナ」についての記事を書きます。

まず僕のいう「アンテナ」とは「意識」の事です。


例えば今まで全く興味のなかった鍼灸院に身体を痛めたことで通い出すと、その日から街中で「こんな所にも鍼灸院があったんだ」とその人の中に鍼灸院に反応するアンテナが立ちます。


皆さん一度はそんな経験あるのではないでしょうか^^


前置きはこれぐらいにしておいて、僕が今回伝えたいことそれは「治療中も治療後ももっとよく身体を観察して体の隅々までアンテナを建てよう」ということ。

多くの方は来院されて、なんとなく治療を受けてなんとなく身体が良くなっていく。

これでも別に問題はないのですが、非常にもったいないと僕は思います。

折角治療を受けに来ているのだから、効果は最大限受け取りたい!と患者さんは思っているでしょうが、ただ受けるだけでは恐らく治療効果は半分程度しか感じれていないでしょう。


ではどうすれば最大限効果を感じれるのか?

ここで「アンテナをどこに立てるか?」が重要なポイントになっていくのですが、それは「治療中と治療後の反応」にアンテナを立ててを立てて欲しいです。

患者さんは治療中の痛みに対してアンテナを立てることがほとんど。皆さんここで終わってしまっています。多分そんな所まで気にしたことがない方が殆どだと思うので分かりやすいように僕が治療を受ける際に意識していること事を記載しておきます。


僕の場合、治療中にたてるアンテナは

・鍼を打たれた所から刺激が広がっていく所はないか?(例:腕に打たれたのにスネの辺りがビリビリする)

・痛み以外の感覚(ゾワゾワ、フッ、ビリビリ、ズシッ、暖かさetc)はないか?

・鍼を打たれる感覚(痛い、気持ち良い、吸い込まれるetc)


治療中は体の隅々まで気を配るようにしています。こうすることで次に悪そうな所がわかったり、症状と症状の繋がりが見えるので非常に大事なポイントです。


治療後は

・主訴の症状は変化したか?(初診時と比べて)

・主訴以外に体の感覚は変化したのか?(息しやすい、身体が軽い、気分が良くなる、しっかり立てるetc)

・主訴以外に気になる所はないか?(2次痛や好転反応)


など、治療後から1〜2週間は身体や身の回りで起こることに変化がなかったか?注意深く意識するようにしています😊

これらを普段から意識すると、自分が思っているよりも身体に変化があることに気づくことが出来るようになります。患者さんが感じている主症状は身体にあるピースのほんの一部。主訴以外にも見なければいけないポイントは沢山あるんです!

また自然と身体に意識が向くので自分の体の状況や病との距離感(危機察知)も測れるようになります♪


皆さんはここまでで「意識のアンテナ」の重要性に気が付きましたでしょうか?

アンテナは自分から立てなければ一生気づくことはありません。身体にアンテナが立てば自分に今治療が必要なのか?何をすれば良いのかが自然と見えてくるので来院された際は自分の体に「意識のアンテナ」を立てることをしてみて下さい😁

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