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執筆者の写真kotobukishinkyuin

ジストニアってご存知でしょうか?



皆さんはジストニアという病気を知っているでしょうか??


症状の出る位置によって若干呼び方が変わり、代表的なものを挙げると。。。


①痙性斜頸(ジストニア):主に首が勝手に動く症状がある

②フォーカルジストニア:音楽家の人やバンドマンの人がよく診断される

③痙攣性発声障害:声が出なくなったり、特定の音階が出ないなどの症状

④書痙:字を書こうとすると力加減を制御出来なくなってしまう症状など

⑤眼瞼痙攣:目が勝手に閉じてきてしまうなど目に関する症状が出る


これらを総称してジストニアと言います!


症状のひどい人になると、全身に症状が出て歩くのもやっとだったり、呼吸さえもしにくくなってきてしまうそうです。


病院でのジストニアに対しての治療は、投薬治療(アーテン、カルバマゼピンetc)

ボトックス注射、DBS(脳深部刺激療法)この辺ですかね。

僕からしたら怖い治療方法ばっかりですw


何が怖いって処置を受けてきた患者さんが全くと言って良い程改善してないからです。

今まで治療した患者さんから聞いている話なので間違いありません!!


100人に1人位は薬やボトックスで完治する方もいましたが、ごく稀な症例です。

ジストニアの文献にも薬やボトックスの効果は一時的で改善はそこまで期待出来ない。

対症療法だと書いてるんです。


以前治療させて頂いた患者さんは1年かかりましたが、しっかり前を向けるようになり

最後は月に一回程度のメンテナンスで様子を見て治療を卒業して頂きました😚


1年も掛かったの?なんて思う方いる方もいると思いますが、薬を飲み続ける人生を

一生送るか。それか1年かかっても治る治療どっちが良いか。なんて言うまでもないです。


治療する側も患者側も辛抱が必要です。双方ある程度の覚悟が必要なんです。

これはどの疾患にも共通です。積み上げてきた物を一瞬で無かった事には出来ません。



僕は覚悟を持った患者さんに失礼がないようにしっかりと向き合っていきます(^^)

一緒に良い方向へ向かえるよう寄り添って治療をさせて頂きます!!!

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